WINSの罠

Windows Server 2008にも以前と変わらずにWINSが搭載されています。まあ、役割ではなく機能に入っているのは愛嬌ですけどね(笑)

さて、昔からある資源を活用するために(NTの環境を使う)WINSサーバーを活用する企業もあるでしょう。そこで注意しなくてはいけないことがあります。

Windows Server 2008上でWINSを導入してサーバーの「プロパティ」の「間隔」タブを確認すると以下のようになっています。

wins

ここでWINSの管理をしている方は、ピンとくるかもしれません。

実はTechnetなどで確認するとWindows Server 2008のWINSに関するドキュメントはなくWindows Server 2003のドキュメントにリンクされています。ということは、テクノロジの変化はないということになります。

ここで問題になるのは規定値が想定されているものと異なるということです。

参考

WINS サーバーの既定値を変更する

ここで設定されているのは以下の通り

  • 更新間隔 : 40 分
  • 廃棄期間 : 40 分
  • 廃棄タイムアウト : 1 日

このときの該当するレジストリを見ると、値は、0 となっています。

ただ、プロパティを [OK] で閉じると、相当するレジストリが反映されます。

また、”既定値の戻す” をクリックすると、以下になり、レジストリも反映される。

  • 更新間隔 : 6 日
  • 廃棄期間 : 4 日
  • 廃棄タイムアウト : 6 日

これが本来想定される規定値になります。

さて、ここで疑問になるのが一体どの値が採用されて動作するのかということです。

さすがに解らなかったのでマイククロソフトのサポートに連絡して調べてもらいました。

ということでマイクロソフトからの回答がこちら

– 見解

本現象について、エスカレーション部隊とともに調査しました結果、弊社製品の不具合で発生している現象であることがわかりました。

さらに、初期設定されている、[更新間隔] 等の期間においても実際にメモリ上に存在し、動作に依存する値であることがわかりました。

恐れ入りますが、Windows Server 2008 にて WINS サービスを実行する際にはプロパティ画面より、[既定値に戻す] ボタンをクリックし、Windows Server 2003 と同様の初期値に設定いただきますようお願いいたします。

– ここまで

この数値で運用を行うと、クライアントからのトラフィックが頻発することになりますね~

ということで、Windows Server 2008でWINSを使用する場合は必ず、[既定値に戻す] ボタンをクリックして数値を適切な値にしてから使用することが必要になります。

まあ、次回のサービスパックで直っていると良いですね。

2011年4月18日 追記

残念なことにWindows Server 2008 R2 でも症状は同じでした・・・

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