Hyper-V 2.0 新機能~ネットワーク負荷分散(NLB)設定

TechED2009ではHyper-V2.0においての設計についての話が結構ありました。そこで検証作業を行いました。

Hyper-V2.0でも1.0と同様の設定が必要になると思っていましたが違う点がありましたので注意する必要があります。

それは、Hyper-V1.0のときはNLBを設定する際にはゲストOSのネットワークのMACアドレスを静的にし、NLBを構成した際に配布されるMACアドレスに書き換える必要がありました。

参考:

http://support.microsoft.com/kb/953828/ja

そこで、Hyper-V2.0でも同じことをしなくてはいけないと思いいざ構成してみると・・・・

WS000013

ここでNLBのMACアドレスをメモ・・・「02-bf-ac-10-0a-96」

WS000014

あらかじめゲストOSのネットワークアダプタには「MACアドレスのスプーフィングを有効にする」にチェックを入れておきます

WS000016

あれれ、静的MACアドレスにしなくても収束してしまった

WS000015

確認のためにゲストOSのMACアドレスを調べると・・・NLBのMACアドレスになっている!!

まとめ

  • Hyper-V1.0では静的MACにして、NLBのMACアドレスに書き換える必要がある
  • Hyper-V2.0では「MACアドレスのスプーフィングを有効にする」にチェックを入れておく

ということになりますね。いや~、知らなかった(汗)

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