MSFCではGUID パーティション テーブル (GPT)をサポートしています。
GPTを使用することによって、MBRの制限である2Tバイトを超えるパーティションを作成できないという問題をクリアすることになります。
MBRとGPT
MBR | GPT | |
サイズ | 2T | 18EB |
パーティション数 | 4プライマリ or 3プライマリ+1拡張(任意の数の論理ドライブ) | 128 |
プラットフォームの重要データ | 隠しセクタ | パーティション |
パーティションデータ構造の整合性 | なし | 冗長プライマリPT バックアップPT |
Windows Server 2003 ではGPTはサポートしていませんでしたが、GPTをサポートする更新プログラムが出たそうです。
Windows Server 2003 ベースのサーバー クラスターで 2 TB を超える GUID パーティション テーブル (GPT) ボリュームのサポートを追加する修正プログラムについて
http://support.microsoft.com/kb/919117
Windows Server 2003 でMSCSを利用していて大きなパーティションを使いたい方には朗報ですね。
また、マイクロソフトが提供しているClusterでは Windows 2000 Server の時から Windows Server 2008 R2 に至るまでダイナミックディスクはサポートしていません。
が、そうはいっても使いたいという場合は、他社製品を使用することによって可能という情報を入手しました。
Veritas Storage Foundation for Windows
http://www.symantec.com/business/storage-foundation-for-windows
Dynamic Disk Groups extend Windows native logical disk management (LDM) capabilities to increase performance and availability in clustered and non-clustered environments.
いや~、かゆいところに手が届く製品ですね!