NLBを構築した際に、ハートビートを解析するにはネットワークモニターを使用することになります。
マイクロソフトが提供しているネットワークモニターとしては2011年3月現在最新バージョンは3.4になります。
Microsoft Network Monitor 3.4
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=4865
日本語化
http://d.hatena.ne.jp/wwwcfe/20100627/networkmonitor
まずはNLBを構築します。
そして、クライアント側からキャプチャを試みます。
しかし、NLBHBの詳細は表示されません。
ここで、調べてみるとParser Plofilesを変更することによって解析可能になることがわかりました。
Parser Plofiles>Network Monitor Parsers>Windows
に変更します。
そうすると、ハートビートの中身を解析可能になります。
このハートビートを見ると、お互いにやり取りしている情報を確認できますね。
NLBは各端末間でのネゴシエーションは行いません。あくまでこのハートビート情報を交換することによって優先順位や現在の処理負荷情報を取得することができるので負荷分散が可能になります。
しかし、難点はハートビート情報の意味合いがマイクロソフトのHPから見つけられなかったので、実際の動作を見ながらこの値は何を意味しているのかを調べなくはいけないことかと思われます。
大まかにはわかるのですけど・・・・
そもそも、このハートビートの中身の情報を公開しているのだろうか?