どうやら、正式にCent OS 5.8 に Hyper-V の Linux Integration Services Version 3.4 for Hyper-V が対応したようです。
以前、Asterisk NOW のインストールを行いました。その時は、Linux Integration Services Version 2.1を無理やり入れて何とかしましたが、正式対応はいいですね。
実は、仮想化ホストを Windows Server 2008 R2 から Windows Server 2012 に移行して、Asterisk をエクスポート&インポートで対応したのですが、うまく動いてくれませんでした。しようがないので、再インストールを行い、最新の IS をインストールしてみました。しかし、なんだかちょっとはまりましたので、備忘録として載せておきます。
まずは、Hyper-V の設定から
ポイントはインストール時は統合サービスが導入されていないので、レガシーネットワークしか使えないことですね。
そして、今回も同様にCent OS 5.8 ベースの Asterisk NOW をインストールします。
いろいろとさわってみてわかったのは、FreePBX はよくわからないことでした。よって、今回は Asterisk のみのインストールにします。
そして、ウィザードに従いながらインストールします。root でログオンしたら次のコマンドを実行します。
(前提としてネットワークがDHCPで動いていてインターネットに接続されている環境になります)
#開発ツールのインストール
yum groupinstall “Development Tools”
そしてISをインストールします。まず、ISを仮想DVDドライブに接続します。
#ISのインストール
mount /dev/cdrom /media
cd /media/RHEL58
./install-rhel58.sh
#時刻同期に必要なモジュールのインストール
yum install adjtimex
shutdown -h -t 0 0
#キーボードが英語なので日本語に変更
/etc/sysconfig/keyboard
KEYTABLE=”jp106″/etc/X11/xorg.conf
Option “XkbModel” “jp106”
Option “XkbLayout” “jp”
さて、これで統合サービスがインストールされたので、レガシーネットワークを削除して、ネットワークアダプタに付け替えます。以前はこれでうまく動いたのですが、今回は動いてくれません。
「system-config-network 」などを使用してネットワーク設定を行なって設定しましたがダメでした。
では、どうすればいいか?
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
/etc/sysconfig/networking/devices/ifcfg-eth0
/etc/sysconfig/networking/profiles/default/ifcfg-eth0
存在するすべてのifcfg-eth0 を一旦削除します。
手動で/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 を作成します。
DEVICE=eth0
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=dhcp
これで、まずは認識させます。
その後、system-config-network などを使ってネットワーク設定を行います。
これで問題なく動きました。