Windows Server 2012 R2 の Hyper-V 上で稼働する VM (ただし、現状では Windows Server 2012 R2)は、Hyper-V ホスト が認証されていれば、自動的にライセンス認証される仕組みが取り入れられました。これを自動ライセンス認証(Automatic Virtual Machine Activation : AVMA)といいます。
AVMA のライセンスキーはこちら
Datacenter :XVNRV-9HTX4-TH2JD-HVJQD-QRQWG
Standard :HXFNP-8HYQ3-4FMC3-2DHJ9-M97JF
Essentials :7VW9N-8C48X-J6442-J3KM6-FVTM9
特に検証作業などにおいてはこの機能は助かります。
2013/10/1 追記(RTMのキーが書かれています)
http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn303421.aspxDatacenter : Y4TGP-NPTV9-HTC2H-7MGQ3-DV4TW
Standard : DBGBW-NPF86-BJVTX-K3WKJ-MTB6V
Essentials : K2XGM-NMBT3-2R6Q8-WF2FK-P36R2
AVMA はあくまでも仮想マシンのライセンス認証なので、ターゲットは仮想マシンの展開時ということになります。ですので通常は Sysprep 済みの仮想マシンを展開したのちに割り当てることになると思います。
そこでこの機能を試してみます。
slmgr /ipk
コマンドを使用して AVMA キーを入力します。
System Center 2012 VMM を使用した展開時の ゲスト OS プロファイルに指定するライセンスはこれにすればいい感じになりますね。
また、ライセンス認証の確認としては、Hyper-V ホストのイベントログ(アプリケーション)に「12310」として表示されます。ここにはライセンス認証された仮想マシンの VMID が表示されます。
え!、VMID がわからない?そんな時は次のコマンドを実行しましょう。
Get-VM –Name <VM名> | ft vmid –atuosize