クラスターコア リソースに関して
Cluster を作成すると、管理サーバーに相当するのが、クラスターコアリソースになります。
Windows Server 2008 R2 の時は、ほとんど制御ができませんでしたが、 Windows Server 2012 ではかなりカスタマイズできました。
クラスターコアリソースのグループ名は「クラスター グループ」になります。これが、分かりずらい・・・・変わっていません。
フェールオーバークラスターマネージャーからクラスターコアリソースの管理ができます。
まず、驚いたのは、クラスターコアリソースの移動がGUIからできるようになったこと。今まではコマンドから行う必要がありました。最適なノードを選択したら、私がフェールオーバークラスターマネージャーを操作しているノードに移動してきました。
ノードの選択をすると、移動可能なノード一覧がでてくるので適切なノードを選択できます。
クラスターのプロパティを選択することにより、クラスター名の変更や、リソースの種類、セキュリティの設定ができます。
今までは、クラスターコアリソースに対してリソースの追加はできませんでしたが、どうやらできるようになったようです。しかし、通常クラスターコアリソースにリソースは追加しませんね。また、セキュリティに関しては読み取りとフルコントロールのみはかわっていません。また、全般タブには「コアクラスターリソースグループの管理」というリンクがあります。これって「クラスターコアリソースグループの管理」が正しい日本語ですね。翻訳で間違えたんでしょうね。
なんと、クラスターコアリソースの優先順位設定および、グループ名の変更ができるんです。そこで次のように変更してみました。
確認してみると・・・
ちゃんと変わっています。
いや~、今までは日本語で分かりずらい名前でしたが、自分で変えられるのでこれは便利!さすがにこれからはPowerShellを使うことが多いので、日本語のグループ名はね~