SCVMMの補完ツールとして、Virtual Machine Servicing Toolがあります。
これは自動的にオフラインのマシンに対して更新プログラム等を適用させるツールになります。今までのバージョンではオフラインとは言っても、実際には仮想マシンを起動させて更新プログラムを適用させることを行っていました。
しかし、ある課題がありました。それは、Sysprep済みのイメージはこの仕組みではうまくいかないということです。
そこで、最新バージョンであるVirtual Machine Servicing Tool 3.0 ではDISMの機能を使用して実際に端末を起動しなくても更新プログラムなどを適用できる仕組みを提供しています。
ただし、この機能を使用できるのはWindows Server 2008 R2 or Windows7 になります。なぜなら、DISMをサポートしているのはこれらのOSからだからです。