さて、SCVMMの目玉は何と言ってもP2V(物理マシンから仮想マシンへの移行)ではないでしょうか?
ということで、P2Vを試してみました。
まずは「物理変換の変換ウィザード」を実行します。
ここで変換元サーバーのIPアドレス、管理者のユーザーID(通常はadministrator)とパスワード、コンピューター名を指定します。
そして仮想マシンの管理名を入力
そうすると、先の情報を利用して変換元にVMMエージェントを入れ込みます
変換するボリュームを選択します。ここでHDDを可変や固定など選択できます
プロセッサ数とメモリ容量を指定
どの物理マシンに変換するかを指定
保存場所のパス指定
仮想ネットワークの指定(最初はつなげない方がいいかもしれません)
追加のプロパティ指定(自動起動など)
ここで変換情報の確認を行います。この場合は変換元のOSがWindows Server 2003 R2 SP2だったのでsp2.cabというファイルがないとだめだよ~という情報が・・・
あわてずに、sp2.cabを入手して指定の場所へコピー
再確認をすると・・・
問題なし
これで作成をすれば出来上がり~
ということで、終了になります。
実際には、この後に移行した仮想環境のメンテナンスを行う必要があります。
ポイントとしては移行元のアプリにおいて、マシン依存のアプリやウイルスソフトはあらかじめアンインストールしておくことをお勧めします。そうそう、移行して気づいたことは移行最中に仮想ゲストサービス(統合サービス)が自動的に行われるようです。