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検証用マシン(Intel NUC)を購入しました

NUC

NUC5i5RYK の購入

いろいろいじれる物理マシンが足りなくなっていたので、検証用マシンを購入しました。しかしながら、私の部屋にはデスクトップが4台、ノートが3台あるので物理的なスペースが課題となっています。

余談ですが、デスクトップパソコンの電源をいれると部屋の温度が急激に上昇します。たぶん、冬は暖房の代わりとなるでしょう。

今回のマシンとしてはノートもしくは小型のデスクトップマシンがマストの要件となっていました。しかしノートだと、16Mのメモリを導入できるものが限られてくるので却下としました。そこで、今回選択したのは Intel NUC の第5世代となります。Core i7 でもいいのですが、そんなに負荷のかかる検証は行わないのでコストパフォーマンスを考えると Core i5 が私のベストチョイスとなります。

以下今回購入した物になります。

Mini PC Intel NUC Kit NUC5I5RYK (Next Unit of Computing) Core i5 M.2 SSD対応モデル

Transcend SSD 256GB M.2 2242 SATA III 6Gb/s TS256GMTS400

シー・エフ・デー販売 Elixir ノートパソコン用メモリ DDR3-SODIMM PC3-12800 CL11 8GB 2枚組 LowVoltage(1.35v) W3N1600Q-L8G

HORIC ハイスピードHDMIミニケーブル 1.0m タイプAオス-タイプCオス ゴールド HDM10-020MNG

実際に物を確認してみると、小さい!これはすごいです。今使用しているデスクトップが引退したら、すべてこれに置き換えたいくらいです。また、M.2 SSD も初めて使用しましたが小さい!これで256GBあるのだからすごい。なんだか、小さいとすごいしか言葉がでませんw

セットアップは物凄く簡単です。

NUC2

蓋を開けて、メモリーとSSDを追加するだけ。

これで、Windows10 の Insider Preview を心置きなく試せます。

また驚いたことに、ほとんど音がしません。他のデスクトップはファンの音が気になるのですが、それに比べると無音ですね!

 

Amazon が熱い

sunset-783729_640

最近のトピックとして、Amazonが熱いです!

特に Amazonプライム会員 だと見逃せないのは Amazonプライムビデオ になります。私は、以前からプライム会員だったのでこのサービスが追加で入ってくる。今までは、翌日に注文した商品が届くのでいいかな~っと思っていましたが、別にこのサービスに入っていなくても商品の到着は結構早いのであまり価値を見出せなかったのですよね。

テレビのHDMI端子に挿すだけでAmazonビデオ、Netflix、Hulu、YouTube など、豊富な映画やビデオを大画面で楽しめるので期待が大きいです。

そこで、9月26日までですが、Fire TV Stick が定価4,980円のところ3,000円引きで1,980円で購入できます。これはもう買いでしょう!

Fire TV Stick

また、Fire タブレット 8GBが、定価8,980円のところ、プライム会員なら4,000円引きの4,980円で購入できます。

Fire タブレット 8GB、ブラック

このタブレットからも Amazonプライムビデオが楽しめますね!

とりあえず、これらの製品を購入しました。あとは、届くのを気長に待つだけです。

 

 

Windows Hello と Microsoft Passport の関係

hello

Windows Hello とは

Windows10 には Windows Hello が搭載されました。これはわかりやすく言うと生体認証アプリケーションになります。よって、今まではパスワードを使用してユーザー認証を行っていましたが、生体認証を使用することができるということです。Windows10 が対応している生体認証方法としては、「指紋認証(Fingerprint)」「顔認証(Face)」「虹彩認証(Iris)」の3種類に対応します。

指紋認証は今までもノートPCなどで採用されていたので馴染みが深いと思います。

顔認証に関しては、入退館システムでたまに見かけるくらいであまり浸透はしていませんね。

虹彩認証も、顔認証と同様になります。虹彩とは、瞳孔の周りの色のついたリングのことで、角膜で保護されています。虹彩と網膜は別のものです。そもそも、虹彩とは、生後18か月までにパターンが特定され一生変わることはありません。

さて、話を戻すと Windows10 の Windows Hello では PIN との組み合わせになります。よって、デバイスが使用できない状態でも PIN でログオンができます。PIN に関してはデバイスごとに設定するので、たとえ PIN 番号が漏れたとしてもそのデバイスの PIN 番号を変更するだけで済むことがメリットになります。よって、運用面から考えると複数のデバイスを所有しているユーザーは PIN の使いまわしは避けるべきでしょうね。

Windows Hello を使用して指紋認証でログオンすることができますが、私は以前から ThinkPad の指紋認証を使用して Windows にログオンしていたのであまり感慨深いものはないのですよね~。

さて、実際問題として Windows Hello を使用するためには生体認証デバイスが必要になります。しかしながら、日本ではそのデバイスの入手が難しいです。指紋認証デバイスにおいてはあることにはあるのですが、値段が高い。

サンワサプライ 指紋認証リーダー FP-RD2

とかがAmazonで購入できます。私は

Thumbprint Security USB Reader

を Amazon USA から購入しました。送料込みでも日本で購入するより安いです。

そして、顔認証においては Intel Realsense が必要になります。追加デバイスとしては、Intel RealSense F200 が必要になるのですがこれも日本では入手が難しいです。また、現在使用していますがまだドライバーが未成熟なのかWindows10の問題なのか、不安定な状態なのでお勧めはしません。

また虹彩認証デバイスはまだ世の中に出ていないようです。

Microsoft Passport とは

FIDO2.0 という規格に対応した認証プロセスで Windows Hello による認証が完了すると FIDO クライアントである Windows10 が秘密鍵(Private Key)を取り出して認証要求に対して署名をつけてFIDOサーバーである Azure AD に送信します。これは Windows10とAzure AD との組み合わせでサポートされています。次期 Windows Server 2016 の AD で Windows10 との組み合わせもサポートするようです。この仕組みのメリットはなにかというと、PKIの公開鍵と秘密鍵を使用していて、Windows10がサインイン(認証)要求を FIDO Server である Azure AD に送信する際、TPM に保管されている秘密鍵を取り出して署名して送信しているので、ネットワークには一切パスワード情報が流れていないことになります。FIDO サーバー(Azure AD)にはユーザーの公開鍵が保管されているので署名の確認を行い、正当なサインイン要求だった場合には PRT(Primay Refresh Token)が発行されてアクセストークンである PRT をさまざまなアプリに提示することで再認証を回避して SSO(Single Sign On)が可能になります。

まとめ

Windows Hello と Microsoft Passport の関係性に関して、以前までもやもやしていましたが、FEST2015 の安納さんのセッションを受講してすっきりしましたのでこちらにまとめておきました。何か間違いなどがありましたら、こっそり教えていただければ幸いです。

追伸:2015/9/18 に間違いがわかりましたので書き直しました

Surface2 にスタート画面がやってきた

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Windows RT 8.1 Update 3 が公開

Windows10 が発表されて忘れ去られている我が家の Surface2(Windows RT)ですが、Windows RT 8.1 Update 3 が公開されたことで、Windows10 ライクなスタートメニュー画面が追加されました。今までのスタート画面と交換する形になります。ということで、さっそくアップデートしてみました。

IMG_0895

これが我が家の Surface2 になります。見事にスタート画面が Windows10 と同じで、気分だけでも Windows RT ということを忘れさせてくれますw

さて、Update後にすぐにこの画面になるわけではなく、若干の設定が必要になります。タスクバーとスタートメニューのプロパティの「スタート」タブの「スタート画面ではなくスタートメニューを使用する」にチェックを入れて[適用]をクリックします。

startmenu

下のダイアログボックスが表示されるので、[サインアウトしてスタートを変更]をクリックします。

restart

サインインするとスタート画面が Windows10 と同じになります。

start

しかしながら、当たり前ですが ストアアプリは Windows10 のような ウィインドウ表示にはならず全画面表示です。

 

9/30までの期間限定Officeクーポン

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今月限りのクーポン情報です

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ということで、Microsoft Office 2013 をお手頃価格で入手したい場合はこちらからどうぞ。

Office最大30%OFFクーポン

3つのクーポンコードを併用すると、最大30%OFF

・30%OFF対象者: ダウンロード版を購入、且つ、ダウンロード版購入がはじめての方
・20%OFF対象者: ダウンロード版購入者
・10%OFF対象者: パッケージ版購入者

クーポンコード併用方法: レジにてクーポンコード入力欄に1つずつ「適用」させてください。表示金額から使用したクーポンの額が全て割り引かれていることをご確認ください。


キャンペーン1: クーポンで10%OFF

対象製品を購入する際に、記載のクーポンコードを入力すると、合計金額から10%OFFになります。
対象期間:2015年7月7日(火)0時00分 から 2015年9月30日(水)23時59分(日本時間)

 クーポンコード: OFFICE10


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対象のダウンロード製品を購入する際に、記載のクーポンコードを入力すると、合計金額から10%OFFになります。
上記のクーポンコードと合わせてご利用いただくと、20%OFF

対象期間:2015年7月7日(火)0時00分 から 2015年9月30日(水)23時59分(日本時間)
対象者: PCソフトダウンロード版購入がはじめての方

 クーポンコード: DIGITAL10


キャンペーン3: 【ダウンロード版限定】ダウンロード版はさらに10%OFF

対象のダウンロード製品を購入する際に、記載のクーポンコードを入力すると、合計金額から10%OFFになります。
上記のクーポンコードと合わせてご利用いただくと、最大30%OFF

対象期間:2015年8月25日(火)9時00分 から 2015年9月30日(水)23時59分(日本時間)

 クーポンコード: OFFICEDL10

Windows10 のショートカットキーの一覧

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Windows10 のショートカットキー

Windows10 のショートカットキー一覧がこちらに掲載されています。これを眺めているとずいぶんいっぱいあることに驚きます。

その中でも Windows10 だからこそ使える便利なキーがあるもんですよね~

例えば、大型のディスプレイを使用している場合は一画面に複数のアプリを並べる(スナップ)ことがあると思います。特に最近は4K対応ディスプレイなども出てきているのでこの用途は多くなるでしょう。そんな時はショートカットキーを使用して簡単にアプリを配置可能なんです。Windows8の時もありましたが、Windows10では1/4サイズも可能になっているので便利です。

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Windowsキー+左:アクティブウィンドウを左にスナップ
Windowsキー+右:アクティブウィンドウを右にスナップ
Windowsキー+上:アクティブウィンドウを上にスナップ(最大化)
Windowsキー+下:アクティブウィンドウを下にスナップ(最小化)

あとは、仮想デスクトップも使いこなしたい機能なので紹介しておきます。

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Windowsキー+Ctrl+D:新たな仮想デスクトップの作成
Windowsキー+Ctrl+左:左に仮想デスクトップをスクロール
Windowsキー+Ctrl+右:右に仮想デスクトップをスクロール
Windowsキー+Ctrl+F4:現在の仮想デスクトップを閉じる
Windowsキー+Tab:すべての仮想デスクトップ(とアプリ)をタスクビューページで閲覧

ということで、ほかにもたくさんありますので、使えそうなショートカットキーは覚えておくのはいいかもしれませんね!

 

 

 

Windows10 を KMS で認証するには

authentication

KMS ホストの要件

Windows10 の KMS ホストは、既存のサーバーを使用する際には注意が必要です。

Windows10の認証をサポートしているサーバーは Windows Server 2008 R2 以降(Windows7)Windows Server 2012 以降(Windows8)になります。よって以下の KMS ホストはサポートしません。

*2015年11月12日追記

どうやら状況が変わって、Windows7 と Windows Server 2008 R2 の KMS ホストも Windows10 の認証をサポートしたようです。

Update that enables Windows 7 and Windows Server 2008 R2 KMS hosts to activate Windows 10

  • Windows 7
  • Windows Server 2008 R2
  • Windows Vista
  • Windows Server 2008
  • Windows Server 2003

これらのサーバーを使用している場合は、新たに KMS ホストを作成する必要があります。

そして、次の修正プログラムを適用する必要があります(既存の KMS サーバーも同様です)。

Update that enables Windows 8.1 and Windows 8 KMS hosts to activate Windows 10

Volume Licensing Service Center (VLSC) から Windows10 用のプロダクトキーをダウンロードして、インストールします。修正プログラムをインストールせずにライセンスキーを入力すると、以下のエラーが出るようです。

0xC004F015

Error details
0xc004f042 – SL_E_VL_KEY_MANAGEMENT_SERVICE_ID_MISMATCH

The Software Licensing Service determined that the specified Key Management Service (KMS) cannot be used.

参考情報:

Error 0xC004F015 when you try to activate Windows 10 Enterprise on a Windows Server 2012 R2 KMS host

以上のことから、Windows Server 2012 / 2012 R2 を KMS ホストとして運用する(Windows8 / 8.1 でもWindows10はクライアントなので クライアント認証専用 KMS ホストとして運用可能)必要があるので、基本的にボリュームライセンス認証ツールを使用することになるでしょう。このツールを使用すれば、ウィザードに従ってキーをインストールするだけで KMS ホストの構築が可能です。

Windows10 を MAK で認証後、KMS 認証に変更したい場合は KMS キーに変更します。

Appendix A: KMS Client Setup Keys

Windows10 の KMS キーが公開されていますので、参考にしてください。

 

Windows10 で 動画が緑色になってしまうのを解決する

動画が緑になってしまう!

この現象、以前から結構あったようです。

flashplayer

こんな感じ。どうやら、YouTubeも同様で、原因は Flash Player にあるようです。調べてみると Flash Player の設定でハードウェアアクセラレータがオンになっていると結構な確率で起こるらしい。

しかし、Windows10 ではデフォルトで Flash Player が導入されており、画面で右クリックしてもそのようなメニューがないことが判明。

どうやら、AMD Radeon シリーズを使用しているユーザーが結構この現象に悩まされていることがUSのフォーラムからもわかりました。でも解決策が見当たりません。

解決するには

YouTube のヘルプがありました。

動画プレーヤーに緑色の画面が表示される

ここにもある通り、解決方法には2パターンあり、ハードウェアアクセラレータをオフにするか、最新のドライバーに変更するというものです。しかし、私の環境のWindows10ではハードウェアアクセラレータはオフにできません。ドライバーはマイクロソフトの最新のドライバーを使用しています。

Drivers + Download Center

そもそも、私が使用しているグラフィックアダプターは AMD Radeon HD 4770 という結構古いカードなのですが、AMDでは Windows10 用のドライバーは提供していませんでした。

いろいろと試してみて、次の方法で解決しました。それは、AMD Radeon HD 4770 をサポートしている最新のドライバーをダウンロードして、そのドライバーに入れ替えるというものです。

2015-08-15_233613

まずは、現在のドライバーの情報を調べます。

そして、ダウンロードしたドライバーを展開します。今回は「13-1-legacy_vista_win7_win8_64_dd_ccc.exe」をダウンロードして、展開するとAMD Catalyst のインストーラーが起動しますが、キャンセルします。

  1. デバイスマネージャーより、ディスプレイアダプターを選択して「プロパティ」をクリックして、「ドライバーの更新」をクリックします。
  2. 「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」をクリックします。
  3. 「コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択します」をクリックします。
  4. 「ディスクを使用」をクリックします。
  5. 「参照」をクリックして、先ほど展開した場所より適切なドライバー(今回はC7160540.inf)を選択します。

2015-08-16_003208

古いドライバーをインストールします。

2015-08-16_002113

これで、マイクロソフト製からAMDの古いドライバーに入れ替わりました。

この状態で YouTubeを見てみると、ちゃんと表示されるようになりました。FBも同様に治りました。しかし、すべてが治っているわけではありませんでした。Yahooでの動画は相変わらず緑でした。

う~ん、これはグラフィックアダプターを素直に新しくしたほうがいいみたいです。

追記
ZOTAC GeForce GT 730 2GB DDR3 128 bit グラフィックスボード VD5371 ZTGTX730-2GD3PR01

を購入して確認しました。先の問題は一切発生しませんでした。やはり、一部のグラフィックアダプター(Radeon系)に限った現象だったのかな?

 

Windows10にQuickTimeインストールが出来ない

Sony のビデオを持っているので、PlayMemories というアプリを使用して画像やビデオをとりだしています。ビデオを見るにはQuickTimeが必要なようなのでインストールしようとしたのですが、エラーでインストールできません。

調べてみると、ずばりのページがありました。

Windows10にQuickTimeインストールが出来ない現象について

以下抜粋*****

サポートセンターでは、クリーンインストールされたWindows10 に、QuickTime(7.7.7)プレイヤーがインストールできない現象を確認しております。(15/08/10 追記)QuickTime(7.7.6)バージョンであれば、クリーンインストールされたWindows10にインストール可能です。

  • この現象は、Windows10 をクリーンインストールしたのち、QuickTime(7.7.7)をインストールする場合に発生します。
  • 既にQuickTimeプレイヤーがインストールされているWindowsをアップグレードにてWinodow10にした場合は、QuickTimeプレイヤーの挙動に問題は現時点では確認さ れておりません。
  • QuickTime(7.7.6)バージョンであれば、クリーンインストールされたWindows10 にインストール可能である事を確認しています。

QuickTime 7.7.6 for Windows
https://support.apple.com/kb/DL837?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP

以下にサポートセンターでの検証結果を報告します。

  1. QuickTimeプレイヤーをインストール済のWindows7をアップグレードインストールにてWindows10にする
    ⇒ Windows10上でもQuickTimeプレイヤーは正常挙動する
  2. 上記環境でQuickTimeプレイヤーを削除し、再インストール試行
    ⇒ Winodow10にインストール不可
  3. 上記環境でQuickTimeプレイヤー(7.7.6)をインストール
    ⇒ Windows10にインストール可

ここまで*****

QuickTime 7.7.6 for Windows を使用することで、しばらくは様子見ですね!

追記:

Windows 10.0.10586(1511) においては、何の問題もなくQuick Time 7.7.8 がインストールできることが確認できました。