DHCPの冗長構成を考える

さて、かなり枯れた技術としてDHCPサービスがあります。このDHCPサービスですが、私の今までの経験ではDHCPデータベースが壊れるという事態に遭遇したことはありません。かなり安定しているサービスではないでしょうか?

そうはいってもDHCPサーバーを提供しているサーバーがダウンすることはあります。

そのような事態に対応するにはDHCPの冗長構成を考慮する必要があります。

ではDHCPの冗長構成を考える場合どのような構成があるのでしょうか?思い浮かぶ所で3つの方法があります。

  • スコープの分割
  • DHCPのクラスタ構成
  • コールドサーバーの用意

でしょうか?

DHCPのクラスタ構成ですが、コストが高すぎてあまり現実的ではありませんね。そして、コールドサーバーの用意ですが運用中のDHCPサーバーがダウンしたら用意しておいたサーバーにDHCPサービスをインストールして運用する。これはこれでありですが、若干の問題を抱えます。それは今まで配布していたアドレス情報を持っていないのでIPアドレスのバッティングが発生する可能性があるということです。しかし、これはDHCPサーバーの設定画面で「検出の試行回数」の項目を2あたりにすることによって回避は可能になります。

DHCP

この「検出の試行回数」を入力する数字によって、DHCPサーバーがクライアントにIPアドレスをリースする前に、そのアドレスでpingを使用して既存端末が存在するかを確認します。この数字は2を超えない値が推奨されています。

そして最も現実的な冗長構成としてはスコープの分割があります。

これは複数のサーバーをDHCPサーバーとして構成します。その際のスコープ構成として除外範囲を利用します。

DHCP冗長化

アドレス範囲は同じですがそれぞれ除外範囲はことなるのでバッティングすることはありません。

ただし注意点としては予約をしている際にはすべてのDHCPサーバーで同じ設定をする必要があります。

次回はDHCPとDNSとの連携について考えてみます。

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コメント

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