現在、わけあってIP電話のお勉強をしています。そんなわけで、私の最も苦手とするOSのインストールをすることになりました。はい、Linuxです。
物理環境は用意できないので仮想環境(当然、Hyper-Vです)にインストールしてみました。
Asteriskとは、簡単に言うと電話の交換機になります。それがインストール済みの状態で提供されているのが、AsteriskNOWになります。
このAsteriskNOWはCentOSベースで提供されているので、Hyper-Vで動きますよね~
今回入手したのはAsteriskNOW 2.0.2になります。
インストールはほぼ全自動だったので、特に問題ありませんでした。
問題は「Linux Integration Services」のインストールになります。LinuxのOSのバージョンによって、ISのバージョンも確か違ったはず。
ということで、今回使用したCentOSのバージョンを調べてみると、5.8でした。
5.xのバージョンで使用する「Linux Integration Services」のバージョンは2.1なので入手してインストールします。
しかし、このディストリビューションではうまくインストールできない・・・
どうやら、ISのインストールには開発ツールが必須のようです。入っていないのでインストールする必要がありました。
当然のことながら、まだISが入っていないのでHyper-Vのネットワークカードは動きませんので、レガシーネットワークカードにしてとりあえず、ネットワーク通信が可能な状態にしてインターネットにつなげます。
#開発ツールのインストール
[powershell]
yum groupinstall "Development Tools"
[/powershell]
#ISのインストール
[powershell]
mkdir -p /mnt/cdrom
mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
cp -rp /mnt/cdrom /opt/linux_ic
umount /mnt/cdrom
cd /opt/linux_ic
make
make install
[/powershell]
#時刻同期に必要なモジュールのインストール
[powershell]</pre>
yum install adjtimex
shutdown -h -t 0 0
<pre>[/powershell]
#キーボードが英語なので日本語に変更
[powershell]</pre>
/etc/sysconfig/keyboard
KEYTABLE="jp106"
/etc/X11/xorg.conf
Option "XkbModel" "jp106"
Option "XkbLayout" "jp"
<pre>[/powershell]
これで何とかなりました。
いや~、ファイルの変更は久しぶりにviを使ってやりましたが、もう使い方忘れていた(笑)思わず、Google先生。。。いやいや、Bing先生にお伺いしました。
そうそう、レガシーネットワークを削除して通常のネットワークに変更するのを忘れずに。
後は、起動後にアプリのIPアドレスが表示されるのでブラウザで接続します。ここでまた悩む・・・パスワードがわからん。いろいろ調べてみると
ユーザーID「admin」
パスワード「admin」
が初期設定でした。どうやらバージョンによって、変わるらしい。