Windows Server バックアップの復元に関してまとめておきます。
■ディザスタリカバリー
ディザスタリカバリーとは、サーバーの状態をすべて回復することになります。たとえば、HW障害などでHDDがクラッシュしてしまい、バックアップから復元を行うなどが考えられます。
その際の手順としては、メディアDVDなどからWinREを起動し、「システムイメージの回復」を選択します。
この際にバックアップ先が専用HDDならば、HDDを復元先PCに接続しておくことによって自動的に復元するデータを認識します。しかし、ネットワーク越しに保存してある場合は、そのネットワークのサーバーに接続しなくてはいけません。
その際、DHCPからIPアドレスを取得するか、静的にネットワークアドレスを設定する必要があります。
静的にネットワークアドレスを設定する際には、タイミングが重要です。「コンピューターイメージの最適用」の画面で「ネットワーク上のシステムイメージを検索する」をクリックするとネットワークドライバが読み込まれます。これでネットワークの準備ができました。このタイミングでShift+F10をクリックしてコマンドプロンプトを出すか、システム回復オプション画面よりコマンドプロンプトを選択します。