Windows Server バックアップ に関して~その4~

Windows Server バックアップ の利点としてこの話題をなしには語れません。それはシステムリカバリーがものすごく簡単になったことです。

今までのNtbackupでは以下の手順でのリカバリーを行う必要がありました。

<NTBackup ASR>

  1. インストールCDで起動
  2. ASRフロッピー挿入
  3. CDからファイルコピー
  4. 再起動
  5. 基本設定
  6. バックアップファイルをリストア
  7. 再起動
  8. リカバリー完了

ではWindows Server バックアップではどのようになったのか?

2008 Windows RE

  1. インストールDVDで起動(WinRE)
  2. バックアップファイルをリストア
  3. 再起動
  4. リカバリー完了

以上で終了です。

単純に半分のステップになりました。また実際に行ってみるとわかりますが、こんな簡単にリカバリーできていいの?と思うくらい簡単に復元できます。

ですので運用時のお勧めは、絶対にWindows Server バックアップを使って1度は完全バックアップを作っておくこと。そうすればリカバリーはものすごく簡単に行うことができます。

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コメント

  1. MORIZO より:

    本当に便利になりましたね。Windows Server 2003 以前のことを考えると専用のバックアップツールを買わなくても簡単にリストアができる点、重宝しています。

    ただ、一点困っています。
    リモートのディスクにバックアップイメージがある場合、リストアの際にネットワーク経由でアクセスすることができずにいます。
    複数NICを搭載しているサーバで、バックアップイメージはローカルエリア接続2(バックアップ専用LAN)からアクセスできるようになっています。
    システム回復オプションのコマンドプロンプトでローカルエリア接続1にはIPアドレスを設定することができましたが、どうしてもローカルエリア接続2は認識されないとされ、IPアドレスの設定ができません。

    今は一旦ローカルエリア接続1からアクセスできる場所へイメージをコピーした後にリストアを行っていますが、方法はないものでしょうか。

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