Windows7には資格情報マネージャーというものがあります。
Windows XPやWindows Vistaでは、「ユーザー名およびパスワードの保存」というツールがありましたが、その機能アップ版になります。
この資格情報マネージャーを使用することにより、特定のサーバーにログオンするユーザーとパスワードを保存しておくことができ、再度接続する際にはユーザー認証が自動的に行わなわれる。もしくは、ポップアップによりあらかじめユーザーとパスワードが入力された状態になります。
ちなみにこの資格情報マネージャーに保存される情報としては、「Windows資格情報」「証明書に基づいた資格情報」「汎用資格情報」の3つがあります。
簡単に説明すると、Windows資格情報はファイル共有(ワークグループなど)、証明書に基づいた資格情報はその名の通り証明書を使用する認証で主にスマートカードなど、そして汎用資格情報は、Webサービスがおもになります。そうそう、Windows Live ID なども汎用になるようです。
この資格情報マネージャーでは資格情報コンテナーのバックアップおよび復元がサポートされています。よって、マシンのリプレイスなどの際には、バックアップを取っておき、新しいマシンで復元を行えば、以前と同様に認証が行えることになります。
ちなみにコマンドプロンプトで
runas /savecred /user:administrator regedit
と入力すると、最初はパスワードを要求されますが、そのパスワードは資格情報マネージャーに登録され、次回からはパスワードを聞かれることはありません。
もし、この状況がいやならば認証情報を資格情報コンテナから削除すればいいですね。
コメント
そっか。XP Modeも、ドメインに参加せず、これを使えばなんとかなるかな。